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苔はわずかな水・空気・光があれば育ちますが、他の植物はそんな環境に耐え
られません。日に1〜2度の水やりが望ましいと思います。
レース越しの朝日があたる窓際はもっとも良い場所ですが、夏場などは窓際の
温度が50℃以上になりますので、表面の苔が湿っていても中の用土が急激に
水分蒸発を起こし蒸れている場合もあります。
お出かけの際には、苔玉を風通しの良い戸外へ出しておくのが良いと思います
。
しかしベランダや土などに直接おくのはダメです。
地面からの反射熱がありますので植物にかなりの熱気が当ってしまいます。高さ40〜50cm以上の棚があればベストです。
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苔玉がカラカラに乾いている時には、水を張ったバケツにドボンと漬けて水分
をたっぷり与えましょう。
しばらくは苔玉内の空気がブクブクと出てきますが5〜6分ほどすると泡も出なくなり、水分を含み重さを感じる位になります。
肥料は液肥を2000〜3000倍に薄め1〜2週間に一度水やりの際、バケ
ツの水に入れてあげましょう。
夏場以外は、太陽の光を当てても大丈夫です。苔は縮れますが、夜になってか
ら水分を与えれば元に戻ります。
植物の為にも日光浴をさせてあげましょう。
苔も色艶が良くなり段々と強くなります。(製作直後は避けましょう。)
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山採りの苔を採取して直ぐに使用したものは、水道水には弱いです。購入後
1〜2ヶ月で元気がなくなるケースはこれが多いです。
水道水の塩素が原因です。
できれば採取場所の山の湧き水がベストですが、水道水しかない場合1〜2日置いて、塩素抜きをすると良いと思います。
少しずつ置き水と水道水を混ぜて水道水に慣らしていくと、苔は順応性があるので環境に合うようになっていきます。
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