弱剪定・・
樹木の枝先部分を切り詰めて、小さく形を整えて枝分かれした部分でまっすぐ伸びた長い枝を切り落とす切り替え剪定をします。
中剪定・・
樹形が整っている樹木は、細い枝を切り戻し、太い枝は切り替え剪定をします。枝の混み合った部分は枝元の芽を残さずに切り、間引き剪定します。
強剪定・・
樹形の乱れた太い枝を切り戻し全面的に仕立て直します。
切り口には、殺虫剤を塗布したり、乾燥や日焼けから守るために、布を巻いたりして保護します。
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古い枝や弱い枝を切り取り、若々しい元気な枝を残す剪定には花の質を良くし、木の寿命を延ばす効果があります。
また、剪定によって樹形が整い、株全体の日当たりや通風もよくなります。剪定には冬剪定と夏剪定がありますが、そのほかの時期でも整枝やシュートの処理など、枝を切る作業はいろいろあります。年間の整枝・剪定の作業をきちんとこなすことが大切です。
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大輪のよい花が咲くためには鉛筆くらいの太さが必要です。
大輪種は、春に花を咲かせた一番枝の外側を向いたよい芽の
ところで切り、中輪種は花をたくさん咲かせるために、少し細い枝や二番枝で切ってもかまいません。
ハサミの入れ方は芽のすぐ上5mmくらいを残して、芽のあるほうを高くして斜めに切ります。こうすると枝の枯れ込みが防げます。
貯蔵養分の多い太い枝は長めに切り、細い枝や貧弱な枝は短く切ります。
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